2023/7/21 静岡一人旅

旅行

最後に一人旅をしてから、一年以上経った。

そろそろどこかへ出かけてみたい。

しかし、近場で気になる所は大体行ってしまった。沖縄や北海道はやはり遠い。どこか良い旅先は無いものか。

そうだ、お茶の名産地・静岡県がある。

僕はお茶が好きだし、静岡おでんなんかも良さそうだ。

そういう訳で、今回は静岡県へ行くことに。

宿は「天然温泉 茶月の湯 ドーミーインEXPRESS掛川」。

最初は浜松にしようかと思っていたが、ドーミーが無かったためこちらへ。

今回は、静寂と喧騒の両方を味わえる旅になった。

一日目

初めて一人で新幹線に乗る。

平日の朝なので、中は貸し切り状態だ。

静岡の名物はお茶、わさび、浜松餃子、うなぎ、静岡おでん、桜エビ、さわやかのハンバーグ。

うなぎは名古屋で食べたので、それ以外を今回の目的にしている。

やはり新幹線は高額なだけあり、あっという間に静岡へと着いてしまった。

10:10 静岡到着

無事に掛川駅へと到着。

ホーム内には「Chabacco」の販売機があった。

チャバコとは見た目通り、タバコを模した粉末茶だ。ネーミングセンスが秀逸である。

なかなか面白いのでお土産に購入。

今回の楽しみのひとつに「さわやか」のハンバーグがあった。静岡県のみで展開しているお店で、とにかくうまいと評判だ。

凄まじい人気で、すごい時は二時間待ちなんてこともあるらしい。

掛川インター店は比較的入りやすいと耳にしたので、そこへと向かう。

すでに夏真っ盛りだ。

蝉の声があちこちから聞こえてくる。

あまりにも暑く、途中でアイスを購入。

ガリガリくんも久しぶりだ。

炎天下で食べるアイスは最高にうまい。

11:00 炭焼きレストランさわやか

ようやく店へ到着する。

整理券をもらい、開店まで待機。

どうやら5番目らしい。平日だしそこまで早く来なくてもよかったかな……と思っていると!

11時になった瞬間、一気に20人以上もの客が押し寄せてくる。

整理券をもらっていて良かったと心から実感した。

さわやかを利用する際は、ぜひとも整理券を事前に入手しておこう。

げんこつハンバーグランチ(1375円)を注文。

気になるお味は……

めちゃくちゃうまい!

肉の旨味がドカンと口にやってくる。本当に牛肉だけで作られたハンバーグだ。

具材やつなぎが無いため、まるで柔らかいステーキを食べているような味だ。

焼け具合はこんな感じ。

話を聞いていた感じではほとんど生かと思っていたが、思ったよりも火が入っている。

夢中で食べ終え、大満足で店を出る。

店内は綺麗で接客も丁寧だった。

なるほど、静岡県民に愛される訳だ。

10:50 掛川花鳥園

昼食後は「掛川花鳥園」を目指す。

植物と鳥類を展示しているテーマパークだ。

入り口ではフクロウたちがお出迎え。

鳥と花をメインにしている場所も珍しい。

さっそく受付で料金を支払う。

大人が1500円だ。

入り口の側にはフクロウたちがいる。

羽毛の質感がいかにもだ。

こんな小さいサイズも。

何かを悟ったような眼差し。

移動するとペンギンコーナーが。

ここは水鳥系の動物がいるようだ。

鴨や黒鳥が優雅に泳いでいる。

水が張られていて涼しげでいい。

こちらは植物エリア。

広場の上にはいくつもの花が設置されている。

空間は植物の甘い香りで満ちていた。

いくつもの席が設置されており、のんびりと話すのに適していそうだ。

食虫植物も展示されている。

溶かすタイプのやつもいる。

意外にも酸は弱く、人が浴びても溶けたりしないそうだ。

外のエリアに移動。

やはり外はむわっとする暑さだ。

ヘビクイワシ。めちゃくちゃ強そう。

名前は「キック」らしい。まんますぎる。

外は想像よりもかなり広い。

ここではダチョウに似た大型鳥類・エミューを飼育しているそうだ。

エミュー牧場へ向かうと、なんと柵の中に入ってもいいとの文字が書かれていた。

本当にいいのか……?と訝しみながら、間合いを保って中へと侵入する。

足がゴツい。

この足で蹴られたらひとたまりもない。

恐竜みたいな低い鳴き声が聞こえる……

しかし、意外にも非常に大人しい。

最初はビビっていた僕も、数分もすればすっかり慣れてしまった。

水を飲む姿も可愛らしい。

名残惜しいが、そろそろ移動することにする。

中に戻り、バードショーを見物する。

ペンギンの障害物競走があったが、足元にデカい毛虫が歩いていて全然意識を向けられなかった。

スイレンプールに移動。

水中には熱帯魚が泳いでいるのが見える。

大きなオオオニバス。

スマホくらいなら置いても沈まなさそうだ。

もちろん、美しい花も咲いている。

オオハシとトキの水辺に到着。

彼らはよく動いていて撮るのが難しい。

本当に鳥たちがすぐそこで歩いている。

もちろんフンもする訳だが、その度に清掃係の方が綺麗にしてくれる。ありがとうございます。

フラミンゴもこんなに近くに来る。

両足で歩く姿は初めてだ。

白いクジャクがいた。

羽根を広げた姿を見たかったが、生憎広げてはくれなかった。残念。

普通のクジャクもいる。

なかなか元気な個体で、ずっと走り続けていた。

人だかりの先には、有名なハシビロコウ「ふたば」が立っていた。

確かにものすごい眼力だ。

おやすみのご様子。微笑ましい。

思ったより掛川花鳥園は広く、二時間たっぷり時間を使うことができた。

そろそろ頃合いなので、ホテルを目指す。

雲一つ無い晴天だ。

駅まで戻り、中にある土産屋「これっしか処」でいくつか買い物をする。

道の途中で見つけた時計。

木製なのが何だか良い。

平日の昼はさすがに誰も歩いていない。

シャッター街を通り過ぎる。

結構寂れているようだ。

昔はここも栄えていたのだろうか。

少しだけ物悲しい気持ちになる。

15:00 ドーミーイン

無事ドーミーに到着。

そこそこ歩いたので足が疲れた。

ウェルカムドリンクは静岡らしく、冷たい掛川茶が用意されていた。

喉がカラカラだったのでありがたい。

部屋に到着する。

やはり宿に着いたこの瞬間がたまらない。

部屋のお茶までが掛川茶だ。

さすがは静岡県……抜かりない!

これっしか処で買った商品。

この掛川メロンパンがきめ細かく滑らかな生地で、非常に美味しかった。

お土産のわさびも本格的な香りで、二本買っておけばよかったと後に後悔。

部屋からの眺め。

お風呂でしっかりと身体の疲れを取る。

大浴場からは掛川城が見えた。

部屋に戻り、地元のローカル番組を見て時間を潰す。

しっかり入浴して身体をほぐしてから、クーラーが効いた部屋で寝転ぶと、最高の眠気がやってくる。

いつの間にか、うたた寝してしまっていた。

18:30 掛川食番楽 遠州屋 本店

静岡での夕食は「掛川食番楽 遠州屋 本店」と決めていた。

なかなか評判がいいようだ。

残念なことに席の照明の加減により、写真のピントがまったく合わなかった。

お通しで静岡おでんが出てくる。

おでんといえば、やはり日本酒だろう。

静岡の地酒「天虹」を注文。

とびきり辛口でうまい酒だ。

さっそく楽しみにしていた桜エビのかき揚げを注文。

だが、今日は無いとのことだった。

残念……鳥取の旅を思い出す。

刺身の盛り合わせ。

カツオ・マグロ・ハマチ・ウチワハギの肝合え。

鮮度が抜群で最高にうまい!

薬味がどっさり盛られているのも嬉しい。

これは酒が進んでしまう。

これは豚足煮込み。

初めて豚足を口にする。

なかなか食べるのが難しいが、豚の旨味とコラーゲンがたっぷりでうまい。

濃い味付けが天虹とよく合う。

静岡といえばわさび、ということで板わさを注文。

隠し包丁に加え、きゅうりまで仕込まれている。

みっちりとした歯ごたえで、しっかりすり身の風味が感じられる。

わさびの香りが鼻で爆発するようだ。カマボコとわさびは最高の取り合わせだと思う。

〆に掛川茶を頼み、席を立つ。

ごちそうさまでした。

19:50 掛川本陣通り

日中は暑かったが、夜は湿気も少なく過ごしやすい。

昼は寂しげな雰囲気だったが、居酒屋が多いせいか、夜になると活気が出てきたみたいだ。

焼きトウモロコシのような良い香りが、どこからか漂ってくる。

縁日に出かけているような気分だ。

そのまま掛川本陣通りを目指す。

通りに屋台が並ぶ小さな飲み屋街だ。

異世界への入り口のように見える。

外観は独特の雰囲気で満たされている。

昭和にタイムスリップしたかのようだ。

一番近くの「八咫烏」に入ることにする。

こちらでも静岡おでんを注文。

味がしっかり染みてうまい。

静岡名物の黒はんぺんは好みの味だった。

すり身の風味が強く、時々混ざった骨片のアクセントが心地良い。

イワシ粉をかけるのも、いかにも静岡という感じがしていい。

21:30 夜鳴きそば

ホテルに戻って館内着に着替える。

飲んだ後はやはりコレだ。

このあっさりスープが染みる。

掛川茶も飲んだ後の身体に優しい。

酔いが落ち着いてからお風呂に入り、ベッドに潜り込む。

二日目

上手く起床することに成功する。

旅先で早起きできると気分が爽やかだ。

朝から太陽が眩しい。

朝風呂に浸かり、今日の予定を考える。

JRを使えば30分で浜松まで行けるようだ。

予定に無かったが、今日はそっちを訪れてみるのも面白いかもしれない。

7:30 朝食

お楽しみのドーミー朝食だ。

掛川のオリジナルメニューはかけとろ丼らしい。

その日は茶そばとうなぎ飯もあった。

どれも安定してうまい。

ハモの小鉢が美味しくて印象に残っている。

冬瓜の味噌汁も優しい味だ。

朝からこういう小鉢を少量ずついただくのは、ありがたい。

おかわりをする。

うなぎのタレが染みたご飯に、とろろと温泉玉子を加えると最強だ。

平日は忙しいので、時間を気にせず朝ご飯を食べるのは貴重な体験だ。

ゆっくりと食べ終え、部屋に戻る。

8:50 掛川城

チェックアウトを済ませ、掛川城を目指す。

それにしても、今日も良い天気だ。

この川沿いの道が夏を感じさせる。

掛川城に到着。

遠くからでも立派な構えだ。

昨日の活気が嘘のようである。

9:00 大浜園 掛川茶直売店

お土産の茶葉を買うため、「大浜園 掛川茶直売店」に立ち寄る。

深蒸し上煎茶の一番茶を購入。

やはり静岡に来たからには、茶葉を買っておかなくては。

9:15 掛川駅

他に寄りたい場所もないので、駅に移動。

これっしか処で亀まんじゅうとお茶を買う。

掛川茶はキンキンに冷えていて、一気に涼やかな気分になった。

さすがに静岡はお茶がうまい。亀まんじゅうも良い味だ。

美味しかったのでもうひとつお土産に買ってしまった。

10:15 浜松到着

電車に乗り、ついに浜松へ到着。

えげつないほど混雑していて驚く。

掛川は少し寂れている印象だったが、こっちはとにかく人の数が凄まじい。

同じ静岡県でもここまで違うものなのか。

やけに歓声が聞こえてくると思ったら、すぐ側で祭りをやっていた。

凄まじい熱気に圧倒される。

いくつかのグループが踊りを披露していた。

眺めていても良かったのだが、日差しと人混みによる熱気にたまらず退散する。

10:30 浜松城

せっかくなので浜松城も見てみることに。

町並みも掛川とは全然違う。

土地の違いを感じられて面白い。

風鈴がたくさん並んでいた。

この音色を聞くのも久しぶりだ。

ドラマ館のお土産売り場を覗いてみる。

歴史にはあまり興味がないので、代わりにうなぎパイを購入。

暑いので日陰で少し一休み。

掛川茶をごくごく飲む。

涼しい風が吹いていた。

いよいよ城を目指していく。

浜松城に到着。

やはり城というだけあり、道中はなかなか疲れた。

まさか、一日に二度も城を見に行くとは……。

庭園を見物しながら帰る。

自然の香りがする。

それにしても、趣のあるつくりだ。

池には鯉が泳いでいた。

ちなみに鯉はまだ食べたことがない。

12:40 餃子むつぎく

このまま帰っては、何のために浜松に来たのか分からない。

しかし、ドーミーの朝食をたらふく食べたので、まだそこまでお腹は空いてない。

せめて浜松餃子は食べてやろう。

人気の店へ向かってみると、えげつない行列ができていた。

あれに並ぶ勇気はないので、行くのを断念。

他の店も探したのだが、やはり土曜日の浜松はどこも大混雑だ。

結局駅の中にある「餃子むつぎく」に並ぶ。

ここも行列ができていたが、まだましな方だ。

何より、これ以上炎天下の中で探し回るのは避けたかった。

何を隠そう、僕は餃子も大好物。

思ったよりも軽い味だ。

キャベツの比率が多く、餃子とは思えないあっさり感。これならいくらでも食べられそうだ。

最後にお土産屋で買い物をしながら、たっぷり冷たいお茶をいただく。

乾いた喉が猛烈に潤っていく……!

この旅でどれくらいカテキンを摂取したのだろう。

静岡土産は安倍川餅が大人気らしい。

あんこときなこ、二種類の餅が入っている。

非常に柔らかく、確かに美味しかった。お土産に迷えばこれを買えば間違いない。

無事にお土産を買い、新幹線に乗り込む。

さらば静岡。いいところだった。

終わり

唐突ではあるが、掛川に加えて浜松まで旅をすることができた。

ハンバーグ、おでん、お茶、わさびと、静岡のグルメを味わえて満足。

掛川では静かな時間を、浜松では賑やかな時間を楽しめた。

今回は日差しが凄かったために断念したが、次は浜松メインの旅もしたい。

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